不動産売却 足元を見られないための足場固め1

不動産を売却するということは、どこかに買い手がいます。最終的にはその買い手と1対1の交渉、契約になるので、買い手との関わりが不利にならないようにすることは、基本中の基本です。

交渉事でこちらの弱みを見せて、そこを突かれて交渉が不利になってしまうことを「足元を見られる」と言います。足元を見られるといくらこちらが強気の交渉をしても見透かされているので、思い通りの結果にはなりません。

もちろん交渉相手はこちらの足元を見たいと思って色々と探ってくることもあるでしょう。そういった交渉事で足元を見られないようにするには、そもそも見られるような足元にせず足場を固めておく必要があります。


・時期を決めない

最初に売却時期を決めてしまうと、その時期までに交渉がまとまらなければ譲歩してでも売りたいという心理が働くのでおすすめしません。もし交渉相手に売却の時期が決まっていることが分かれば、その時期ギリギリまで交渉を引っ張って譲歩を引き出そうとするのが普通です。そのため本当は売却時期が決まっていても、いちいちそれを言う必要はありません。
「特に急いでいないので、良い条件で売れるのであれば売ってもいい」というスタンスが理想です。
本当は急いでいるのに余裕を装うのは大変なので、理想的なのは本当に急いでいないという状況を作ることです。そのためには不動産売却に動くタイミングを早くするのが一番なので、近い将来に売ることになりそうな不動産があるのであれば、今すぐ売る気はなくても早め早めに動き始めたほうが良いでしょう。

他にもありますので、次の記事を参考にしてください。
足元を見られないための足場固め2






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