不動産売却 費用

不動産売却では、仲介手数料などのいくつかの費用がかかります。そのため、どのような費用がかかるのか、あらかじめ知っておいた方がよいでしょう。

不動産売却でかかる費用のうち、もっとも大きいのが不動産売却の契約が成立したときに不動産会社から請求される仲介手数料です。不動産を売却するとき、買主探しに不動産会社を利用した場合、物件の広告費等の手数料である仲介手数料がかかります。仲介手数料は、不動産の売買価格によって異なり、成功報酬のため、原則として不動産売却の契約が成立した時点で支払います。

不動産売却では、売買契約書など契約書を取り交わします。その契約書には印紙を貼り、納税します。そのため、売買契約書に貼る印紙の費用がかかります。印紙の税額は契約金額によって異なり、契約金額が大きいほど、印紙の金額も数千円～数万円と大きく異なります。売買契約書は、売主と買主用に2通作成されるため、契約金額によっては十数万円の印紙が必要になります。

不動産売却では、所有権移転登記や抵当権抹消登記など、登記の手続きが必要になります。登記関連の手続きを行政書士に依頼する場合は、司法書士への報酬と登記の費用がかかります。
このほかにも物件の条件によっては建物の解体費用やゴミの処分費、ハウスクリーニングなどの費用が必要になります。これらの費用は不動産業者によっては専門業者を紹介してくれたり、見積もりを作成してくれるため、相談してもよいでしょう。
また不動産売却に合わせて引っ越しをする場合は、引っ越し費用も必要になります。